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トリオ M-6000を修理(その11)また壊れた

今日、家に帰って、トリオM-6000でジャズを楽しんでいると、ボッっという音がして音が途絶えました。

確認すると、ヒューズが切れています。
おかしいなぁ・・・とヒューズを入れなおし、スイッチオンすると、今度は焦げ臭い臭いがするではありませんか。

早速、ケースをあけてみました。

20200130001.jpg

どうも、片側の終段トランジスタの給電線がはずれているようです。

でも、別に配線をいじったわけでもないのになんで?
無理な配線の取り回しに加えて、単芯線なので切れやすいのかな?

きちんとハンダ付けすると何事もなかったように動き出しました。
他のアンプばかり触っていたからやきもちを焼いたのかも・・・

焦げたのは終段のエミッタ抵抗でした。結構焼けているから交換しなければいけないなぁ。

抵抗を交換するときに、少し配線も見直してみます。
いつまでも、楽しませてくれるアンプです。


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ドライヤーを処分

愛用のドライヤーが壊れました。

20200129001.jpg

ハンドルの根元がぽっきりと折れてしまいました。
よく見ると、万能接着剤でくっつけた跡があります。修理して使っていたのか・・・

しかし、ここまでバラバラになると、修理の好きな俺でも手を出す気になりません。

アマゾンで新しいドライヤーを購入したので処分することにしました。

内部を確認すると・・・

配線材はテフロンのしっかりしたものだったので取っておくことにしました。スパークキラーもよいものが付いています。さすがは1200W。

処分する家電からも部品を回収するとは、さすが俺。ジャンカーの鏡です。
骨の髄まで利用して出汁ガラをたべているようなものです。

ジャンク箱の整理もしなくてはいかんなぁ。。。


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テクニクス SA-C02を修理(その2)

さて、テクニクスSA-C02ですが、スイッチは動作するようになり、内部の清掃も済みました。

サービスマニュアルを確認すると、STK459というパワーアンプICを使った回路であり、アイドリング調整もDCオフセットの調整もないようです。念のためDCもれがないことを確認してスピーカーに繋げました。

OK。音は出ます。

少しボリュームにガリがあるほかは正常のようです。

しかし、FMの周波数にずれがありますねぇ。

再度、分解

20200128002.jpg

つまみの類はアルミの削り出し+プラスチックでしっかりしております。
フロントパネルとともに石鹸とお湯で洗いました。

20200128001.jpg

基板のパターン面にはトランジスタの番号や極性が書かれており親切です。

まずは、ボリュームにアルコールを注射して、乾かし、接点復活材をわずかにスプレーします。

次はFMの調整です。

受信する周波数が概ね0.1MHzずれているのですが、ネットで調べたところでは、シンセサイザーFMチューナの受信というのは、10.7MHzの周波数を生成して、それを掛けたりなんかして受信しているらしいです。
知らんけど?

ほとんど理解はできていませんが、おおもとの基準となる周波数が狂っているのではないだろうか?
サービスマニュアルによると、T102というFM IFTがそれのようです。

20200128004.jpg

これかのう?
鉄製のドライバーはまずいらしいので、焼鳥をつくるときに使う竹串を削ってドライバーにしました。

長男の勉強用のヘッドホンを借用して、調整します。
目標とする周波数に表示を合わせておき、このIFTを動かします。動かす前に写真で記録しておきますが、右に回しすぎても左に回しすぎても聞こえなくなりますので、ちょうどその真ん中あたりに調整しました。

20200128003.jpg

ばっちりですね。
チューニングランプもしっかり点灯します。

全体も清掃したし、ボリュームのガリもなくなったのでこれで修理完了です。

CDの音声も、フォノ入力によるレコードも、チューナもよい音でなってくれます。
そして、音なのですが、そこは40年前とはいえ79800円もするレシーバーです。しっかりした音を奏でてくれます。

「SA-C02」オーディオの足跡

音にハリがあるというか芯がしっかりしている気がします。
リレーやスピーカーの切替がないのがよいのかなぁ?ICの出来がよいのだろうか?

これも、よいアンプですが、うちには初代コンサイスのセットがあります。
しばらく楽しんだのちに、放出することにします。


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テクニクス SA-C02を修理(その1)

テクニクスのコンサイスコンポSA-C02を捕獲してまいりました。

20200127001.jpg

相変わらずよいデザインですね。
俺の使っている初代コンサイスもよいデザインだけど、オールインワンでシンセサイザーチューナーのこの機種もイカす。

電源スイッチ異常、ラジオ受信できません。ですが、それほど安くはなかったです。

20200127002.jpg

蓋をあけてみます。
ばっちい。最初は開け方が判らなかったのですが、メインボリュームを外したところにネジがあり、それを緩めると外れるしくみでした。

20200127003.jpg

回路も何が何だか判りません。
まずは、掃除からだな。

海外の某ハイファイサイトでサービスマニュアルが手に入ったのでダウンロード。
読む前に、電源スイッチの確認をすることにしました。

20200127004.jpg

単体で確認すると、ちゃんとオンオフするし、オルタネート機能も正常です。

よく確かめると、ガイドになっているプラスチックがグラグラでオルタネート機能を邪魔しているようでした。

20200127005.jpg

これです。
爪楊枝の先でセメダインスーパーXを塗り化粧パネルに接着します。
しばらく放置しないといけないので、掃除はまた明日です。

今夜は、サービスマニュアルの内容を確認することにします。


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久しぶりの油そば

今日は、長男が珍しく昼間、家にいるのでリクエストに応えて昼食は油そばにしました。

20200125001.jpg

レシピは昔の記事と一緒

過去記事

それなりに、完成されているので安定のおいしさです。

簡単な昼食ですが、家族が「おいしい」といって食べてくれると幸せを感じます。


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常備してあるトランジスタ

アンプなんかの修理をするようになって、抵抗やトランジスタを常備するようになりました。

今、ストックしているトランジスタはこんな感じ

20200124001.jpg

心配性なのでいつのまにか増えてきました。

修理する機種や内容によって異なるのですが、まあ、これくらいあれば大体の代替はできます。

まず、
2SC1845と2SA992 120V耐圧でコレクタ電流が50mAです。
次に
2SC1815と2SA1015のYとGR こちらは50V耐圧でコレクタ電流は150mAです。YとGRはHFEのグレードが異なり、GRのほうが若干高くなっております。
後は
TTC004BとTTA004B これが、150V耐圧で1.5Aまで流せます。フルモールドで使いやすいです。

他には、こまごましたものを少々
FETとか、2N5551とか、2SC2240とか、終段のパワトラとか

ほとんどが1つ10円くらいのものばかりです。

多めにストックしているのは、これから人生後半の趣味として、家電修理ってのはなかなかよいのではないかと思っているのですが、昔ながらのトランジスタは続々と廃盤になっており、部品屋でも手に入りにくくなっているからです。

トランジスタを使うときにも、プロではないので、耐圧と、コレクタ電流とコレクタ損失が大きく違わなければよしとしています。後はHFEも少し気にするかな。
適当に組んでいるのに、大体修理出来ているのは、この判断が適切なのか?運がよいのか?

家電を修理しているみんなは、どんな部品をストックし、どんな道具を使っているのだろう?

あまりいないとは思いますが、「修理の記事も面白いよ」という方がおいででしたら、情報交換などしたいのでコメントを頂けたら嬉しく思います。


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世界の一流工具

手元に置いてあるニッパーを確認するとこれだけありました。

20200123001.jpg

左から、フジ矢の電気用ニッパー、ケイバの強力型ニッパー、3ピークスのプラスチックニッパー
色とりどりで美しいです。

他にも、車載用のニッパーが車に積んでいます。
まあ、本当にこれだけニッパーがいるのかと問われれば微妙なのですが、どれも用途が違うので使い分けているつもりです。

私は、世界の一流工具が大好きなのですが、ツカミモノは日本製がほとんどです。少しだけ、クニペックスがあるくらいです。
それも、ニッパーやら、古くからある日本型のペンチなんかは日本製に限ると思います。

ツカミモノは、本来、消耗品なのですが、個人で使う分には丁寧に使うし使用頻度も少ないので、長い間使えます。
道具に関しては、良いものを大事に使うのが、結局得になります。

俺の、スナップオンやPBなんかも孫が使うのだろうか?
そんな時代の車やオートバイははたして化石燃料をつかっているのだろうか・・・


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中国から届くもの

最近はアマゾンさん経由で中国のものが買えるようになっております。

新聞では、やらせのレビューを書いているとか、記事になっておりました。
それでも、日本ではなかなか手に入らないものや、大量に安価に買えるものはありがたく使わせてもらってます。

最近ではこんなものを・・・

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2SK30というFETと発光ダイオードです。

10ピース 2SK30A-92 K30A TO92 新しい MOS FET トランジスタ

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日本では手に入らないのでありがたいです。
動作については試していませんが、いくらなんでも動くと思います。
最近少し送料があがったみたいですが、探せば安いところもあります。

SODIAL(R) 100 5mm赤い、緑、青い、黄色い、白いのLED電球

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このLEDなんかは、未だに100個で214円送料無料です。

Homefunny 金属皮膜抵抗器 抵抗セット 1/4W 許容差1% 10Ω~1MΩ 30種類 各20本入り 合計600本

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これも結構よかった。

中国製で問題があるのは、加工の丁寧さが大きいと思うので、さすがに素子レベルでは問題はないでしょう(と信じたい)

こうした、製品が安くで買えるのもずっと続く気はしません。
安く買えるうちに、楽しんでいきたいと思います。


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トリオ M-6000を修理(その10)これにて終了

長らく修理していた トリオのM-6000ですが、これで修理完了です。

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秋葉原から届いた日立の2SC898
時代を感じさせるパッケージではありますが、さすが新品ピカピカです。
秋葉原の某店では最後の4つだったので本当にラッキーでした。

20200121003.jpg

早速、取り付けて改めて、中点電圧とバイアス電流を調整しました。
どちらもほとんど変わっておりません。終段を変えたことによる変化はあまりないようです。

20200122001.jpg

トランジスタを除き、交換した部品はこんな感じ
ソリッド抵抗が全て、電解コンデンサがほとんど、焼けた形跡のある巻き線抵抗です。
そのほかにも、初段とプリドライバのトランジスタは全て交換しました。

20200121001.jpg

写真は使いまわしですが、いじり壊さないうちに、ケースを取り付けました。
何度見ても美しい仕上がりです。

試聴すると・・・

前の暫定のトランジスタ、2SC1871Aより高域が綺麗に感じられます。
トランジスタ規格表によると、
2SC1871Aは用途はSWとあるので、スイッチングでしょうか?構造はSi.TMeとあるので、シリコンのメサ型なのでしょうか?よくわかりません。
2SC898は用途はPAとあるので、アンプ用でしょうか?構造はSi.TとあるのでMeがついていないですね。Tって何の略なんだろう?

私の持っているトランジスタなので、2SC1871Aもアンプからばらしたものだと思うのですが、やはり2SC898と比べると出てくる音は違いました。
まあ、どちらがよいかといわれると微妙ですが、オリジナルの終段トランジスタに戻せたのでよかったです。

出力コンデンサつきの、準コンプリのアンプがこんなに良い音だとは知りませんでした。大事に使いたいと思います。
こうなると、プリアンプも工夫したものが欲しいところです。


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オンキョー D-V3EX(その5) 外装リメイク完成

こつこつと、改良してきたオンキョー D-V3EXですが、外装のリメイクも完成したので、この記事で最後にします。

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音は、少々ドンシャリではありますが気に入りました。
気に入らないのは、安っぽい木目の外装。
ついでにサランネットも「シスコン」って感じなので気に入りません。

なので・・・

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まずは、サランネットを染めます。
お金はかけたくないので、息子の使っている「墨汁」を使用

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外装はダイソーで売っていたリ「メイクシート」を使います。

20200120003.jpg

どうでしょう?
かなり、カッコよくなったと思うのですが?

外観がカッコイイと音もよくなったように感じます。
エッジが固くなった所為か、低音のドライブ力のあるアンプが合います。
今のところ、トリオのM-6000が一番合うかな?

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銀四郎お父さん

Author:銀四郎お父さん
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