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サンスイAU-D607G Extraを修理(その2)完了

さて、サンスイのAU-D607G Extraの続きです。

20200109001.jpg

これがイコライザーアンプです。
一部オペアンプはありますが、ほぼディスクリートで組まれており手抜きのない設計だと思います。
AU-9500よりかなり凝った回路です。
そのうえ

20200109006.jpg

MCは専用のトランスで受けています。真ん中に見えるのがトランスです。

20200109002.jpg

トランジスタは2SC1845や

20200109003.jpg


2SA992で組まれており、今でも何とか手に入るところがよいです。

20200109005.jpg

オペアンプはNJM4558
これも、手に入りますし、いろんなもので代替ができます。

20200109004.jpg

これは希少ですね2SK146
無事でなによりです。

メインボリュームとバランスのボリュームのガリは隙間からアルコールを注入してグリグリし、水分をブロアーで吹き飛ばした後に、わずかな接点復活材で処理しました。
ボリュームのつまみは、ボンドG17で接着。
修理はこれで完了です。

後は調整です。

20200109007.jpg

予想通り、この半固定抵抗がDC調整
最初から15mVくらいと優秀でしたが

20200109008.jpg

ほとんどゼロに追い込めました。

20200109009.jpg

エミッタ抵抗は0.33Ωなので

20200109010.jpg

20mAくらいバイアス電流が流れているようです。
正規の数字が分らないのですが左右ともに8mVに揃えておきました。
大体25mAくらいになると思うので多すぎず少なすぎず良い感じだと思います。

さて、完成したので試聴します。

ガリもなくなっており、最初の10分くらいはどこかぎこちない低音でしたが、すぐに良く鳴るようになりました。
さわやかな良い音です。AU-9500ほどの線の太い低音は出ませんが、一般的にはこちらのほうがハイファイなのだと思います。
レコードの音もMC、MMともに十分な音で、これ以上何を望むのかって感じですね。

やはり、良い時代の売れ筋の商品には間違いはありません。
それに、なんといってもこのアンプ、内部がまじめに作られていることに感心しました。
レアな半導体もそれほど使われていないし、終段のトランジスタが万が一壊れても今ならギリギリ同等品が手に入ります。メンテナンスのしやすさ、部品入手のしやすさからいっても二重丸です。

こんな、良心的なアンプを作っていたからサンスイはなくなってしまったのかな?

手元に置いておきたい気持ちもありますが、オーディオ全盛期のアナログアンプなんてのは、人類共通の文化財です。
しばらく、楽しんだのちにオークションに放出することにします。

さて、次は何を修理してみようか?


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