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自作レンズをもって散歩

今日は、自作のレンズを持って散歩をしてきました。

行ったのは、大阪の空堀通り商店街です。
持って行ったレンズは、自作の32mm、17mm、ニコンの50mmF2です。
自作の17mmは昨日作ったのですが、うまくできたので、また記事にします。

さて、まずは自作の17mmから

20201031001.jpg

写ルンですのレンズを2枚使った、F10程度のレンズですが、意外に発色がいいです。
APS-Cでも周囲がけられるので、電子ズームで1.1倍にしています。
中心は結構解像していますが、周辺は流れています。それもまたいい雰囲気だと思いました。

20201031002.jpg

面白い看板だと思い写真を撮りました。周辺減光と像の流れでトンネル効果が出ています。

20201031003.jpg

28mm相当なので、こんな写真も面白いです。

20201031004.jpg

これはニコンの50mm F2開放
ゾナータイプの古いレンズなので開放だと柔らかいです。
でも、意識的にぼかせるので自作レンズではこうはいきません。

20201031005.jpg

これもニコン
開放ですが、中心部は柔らかいながらも細密な描写です。

20201031006.jpg

ニコンです。F4まで絞ると、しっかりした描写になります。

20201031007.jpg

ニコンです。F4
「高級乗物製造卸」とあるのでマセラッティでも売っているのかと思ったら自転車でした。

20201031008.jpg

再び、自作17mm
ピントも絞りもないので、それはそれで作画に集中できます。
とはいっても、ボケも作れないし、周辺は流れるので、似たような写真ばかりになってしまいます。
建築物にも向いていないし・・・

20201031010.jpg

これは、自作の32mm。写ルンですレンズを1枚だけ使ったもの
収差も少ないし、像の崩れも少ないです。なるほど、写ルンですっぽい写真です。

20201031011.jpg

また、17mm
こうやって見てみると、17mmは面白いけど飽きるかも。

20201031012.jpg

ニコン50mm 開放
ボケの作り方をコントロールできるので表現の幅が広がります。

20201031013.jpg

ニコン50mm 開放
立ち飲み屋の暖簾の質感がいい感じです。

自作レンズを2本作りましたが、なかなか勉強になりました。
写ルンですレンズ1枚の32mmは換算48mmで、良く写るのですが、パンフォーカスの50mmってのも表現としてはなかなか難しいです。それでも、写ルンですっぽく甘く写るので被写体によってはかなり効果的だと思います。

一方、写ルンですレンズ2枚の17mmは換算28mmくらいです。中心部はかなりの解像度ですが、周辺は流れるので被写体を選びます。良かったのは、歪曲収差が少ないことです。こんな単純なレンズなのに直線が直線として写っております。

初めてデジカメで使ったニコン50mmですが、開放では甘め、絞るとしっかり描写する使いやすいレンズです。ライカほどの細密感はないですが、ライカは絞っても急にしっかりする感じでもないので、使い分けが面白いレンズだと感じました。
それに、このレンズ、Lマウントにしては珍しく45cmまで寄れます。
換算75mmで、甘めにも、しっかりめにも使えて、ちょっとしたマクロ代わりにもなるってのもなかなか万能なレンズのような気がします。

自作レンズは、くせはあるものの勉強になりましたし、気に入りました。両方とも小さいレンズなので、一つもっていくと面白い写真が欲しいときには効果を発揮しそうです。
表現次第では、描写が甘く、ピントや絞りのないレンズも意外に使えますねぇ・・・

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中学受験で最難関を目指すということ

今日も、次男は遅くまで塾でした。

帰るなり、
「アナターもキリスト教をシンジーなさい」
「きりすとキョーをシンジーればまいにーちサンショークかすてらーがタベレーます」
とギャグをかましておりました。
なかなか良い感じでです。

厳しいとは思いますが、それでもそれなりに楽しそうなことを見つける次男に力強さを感じます。

さて、中学受験で最難関を目指す話ですが、以前にも書いた通り中学受験というのは特殊な世界です。
大阪ではおそらく10%もいないと思いますし、勉強も独特です。

でも、やっている勉強は独特ではあるものの、大学受験につながる一般的な学問の範囲ですし、特に算数などは方程式や三角関数などは使わないですが、下手したら大学受験に出てくる難問とそっくりなものもあります。

小学生の頭の柔らかいうちに、一生分の教養と基礎学力をつけるのは悪いことではないと思っています。

20201030001.jpg

しかし、最難関を目指すとなると話は別です。
やはり、若干の狂気が必要になってきます。

しかたないでしょう。頭の良いやつが、さらに努力する世界なのですから・・・

具体的には、塾のクラスを上げること、これにつきます。
周りのレベルに合わせて勉強しますし、子供なりに周りの勉強の仕方を気にするからです。

では、どうすればよいのか?自分の経験も含めて思いつくままに書くと
・低学年のうちは楽しく勉強できる雰囲気をつくる。
・早いうちに得意分野を見つけ、そこを伸ばすように心がける。
・並行して苦手分野を見つけ、それをフォローできる方法を考え実行する。
・出された宿題は「絶対にやる」という習慣をつける。
・塾の模試対策を毎回行う。可能であれば過去問を購入して対策する。

どれも、当たり前のことですが、実際にこれをやろうとすると、親子ともにとてつもない精神力が必要になります。

次男も長男も、入塾から成績を上げ続けて、最後は最上位のクラスで勉強しております。
最上位クラスであれば、最難関のどこかの志望校別対策特訓を受けることができると思います。

毎日、サッカーとニンテンドー3DSとデュエマばかりだった次男がここまで勉強を頑張っているのは、まさに豹変といった感じですが、素晴らしいことだと思います。

本当にあと少しです。お仲間の皆さんも、あと少しがんばりましょう。


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レンズを自作(その2)

写ルンですのレンズを再利用する自作レンズですが、なんとか完成しました。

まずは、ライカ用のボディキャップに穴開け加工

20201029002.jpg

コンパスで中心を出して、半田ごてで穴あけ

20201029003.jpg

色んな道具を使って穴を広げます。
俺はリーマーを使いました。
大きくなりすぎないように気を付けて・・・

レンズ枠をはめこみます。

20201029004.jpg

少し大きかったかな?
このままではレンズにならないので、隙間は黒色のカッティングシートで塞ぐことにしました。
黒のゴム板などなんでもいいと思います。100均のコンパスカッターが役に立ちました。

20201029005.jpg

スーパーXでくっつけます。
このボディキャップを使うと、レンズ枠を自然に押し込んだ位置で無限遠が出ました。

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乾いたらレンズを取り付けて完成です。

20201029006.jpg

写るんですのフードを再利用しました。接着剤はスーパーXを使ったけど、これでよいのかは自信がないです。
しかし、なかなか様になっています。いいのでないかな?

撮影してみると・・・

20201029001.jpg

こんな感じです。
32mmなので、フルサイズ換算だと48mmですか?ピントは2m以上でないと合いません。
この写真は1m弱なので少しピンボケです。

それでも、ガラス玉一枚の自作レンズにしては良く写っていると思います。
ピントの合っているような、合っていないような、写ルンです独特の描写が良く表れている感じです。

一作目にしてはうまくいったほうだと思います。週末にでも外で撮影してみることにします。

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レンズを自作(その1)

最近、旧いレンズで写真を撮っていると、ローファイな写真も魅力的だなぁ。と思うようになってきました。

そして、どうもレンズのタイプによって描写が違うのも判ってきました。
テッサー型とかゾナー型とかですね・・・

調べていくうちに、自分でもレンズを作れそうな気がしてきたのです。
そして、色んなレンズの実験をしていくうちに自分の求めるものが何か判ってくるのではないかと・・・
色々理屈をつけるのですが、実験が好きなのです。

前にも書いたことがありますが、自作オーディオは何にも代えがたい自分だけの音なので満足感が違いますし、
釣り道具でも、自分で工夫して作ったもので釣り上げると、一匹の価値が違います。

基本的なレンズはこんなのがあるようです。

まず
■単玉
って奴です。これは単純な凸レンズで虫メガネのようなもののようです。
昔、小西六のパーレットってのを使ったことがあるけど、あれがそうだと思います。

続いて
■ダブレット

doublet.jpg

屈折率の違う凸レンズと凹レンズを組み合わせて色収差をなくしたもののようです。

■トリプレット

Lens_triplet.jpg

前後対照なので色んな収差が抑えられているのでしょう。

■テッサー

20201028006.jpg

鷹の目テッサーです。ゾナーやダブルガウスが出る前の高性能レンズの代表なのでしょうか?
コンパクトカメラのレンズも、ライカのエルマーもこのテッサータイプだと思います。
トリプレットの最後のレンズを色消しレンズにしたような感じもします。

基本の知識がないので、これくらいのことしか判りません。

で、
簡単そうなものから自作してみることにします。
まず単玉系

20201028001.jpg

これなんですけどね。
「写るんです」 単玉の非球面レンズ1枚です。
ダブレットではないけど、非球面レンズで球面収差を消しているので、色消しレンズと同じような効果もあるのかもしれません。

早速、ばらします。

20201028002.jpg

爪を外しながら引っ張るとこんな感じで分解できました。
どうせ、壊すので多少強引にしてもよいと思います。

20201028003.jpg

レンズが外れましたが、これでは使いにくいので台座のほうも取り出します。
台座は本体と一体なのでニッパーで割りながら取り出しました。

20201028003 (2)

台座ごと取り外したのが、右側のパーツなんですが・・・写真の真ん中はフィルムが走るところです。
よく見ると、アールがついています。こういう工夫をして写りを調整していたのでしょう。凄いぞフジフィルム。

レンズが取り出せたので、あとはマウントを取り付けるだけです。

20201028004.jpg

完成イメージがこちら。

取り出したレンズを厚紙につけてカメラの前で前後させましたが、フランジバックはライカとほぼ同じ感じです。
おそらく、ライカのボディキャップに穴を空けて、取り付けたらほぼパンフォーカスでいけると思います。

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これね。

さて、どうなるのでしょうか?


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ズミクロン 50mm F2.0 を分解清掃

先日、ズミクロンのレンズを磨いたので、簡単に紹介します。

これが、俺のズミクロンなんですけどね。

20201027007.jpg

ズミクロン 50mm F2.0 固定鏡胴の1stって奴です。
手元の資料によると1959年のものなので、60年以上前のものです。

古いとはいっても、これはいわゆる伝説のレンズで、アサヒカメラのテストでは解像力が測定できないほど鋭く、「空気までも写る」と言われたレンズです。

昔フィルムで使っていた頃も良く写りました。しかし、NEX-6で近所を写すと少し解像力が足りません。
室内ではよく写るので、どこか曇っているのでしょう。

じろじろ見ると、絞りの前後が怪しいです。前にも書きましたが、大体、曇ったりカビたりするのはこのあたりです。
観察の仕方ですが、レンズの全面や後面からLEDのライトをあてて、絞りを動作させたりすると、曇っていたりカビたりしている場所が特定しやすいです。

20201027008.jpg

レンズ構成はこんな感じ
変形のダブルガウスなんでしょうか?わざと空間をあけている張り合わせレンズが空気レンズです。

うまく、絞りのところにたどりつけたらよいけど・・・

20201027005.jpg

レンズをじろじろ観察します。無理はしないように気を付けますが、なんとなく、絞りの前が回せそうな気がします。
あまり、力をかけずに回してみると・・・

20201027006.jpg

とれました。予想通り、絞りの前の前玉群全体が取れてくれました。

アルコールとシルボン紙で清掃して元通り組み立てます。
レンズを覗くと清掃前よりずいぶん透明度が上がっています。

さて、結果発表

20201027001.jpg

清掃前 F2
逆光なのでフレアが酷いです。

20201027003.jpg

清掃後 F2
ずいぶんクリアになってくれました。

20201027002.jpg

清掃前 F4

20201027004.jpg

清掃後 F4
フレアがなくなりコントラストが上がっています。

逆光でこれだけ写れば上等でしょう。
順光ならもっと良く写るはずです。

モルモットの小夏やその辺の小物を撮っていますが、良く写りますねぇ。
良く写ると思っていた、ニコンの50mmF1.8を余裕で超えています。
最先端のナノクリズームなんかと比べたらどうなのか気になります。

今回もなんとか成功しました。
分解といえるほどの分解はしていませんが、それでも、ライカのレンズに手を加えるのは緊張しますねぇ・・・


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コスモス畑へ(その2)

昨日の話です。それほどすることもないので、妻と、またコスモス畑へ行ってきました。

ズマールの描写に気をよくした俺は、ズマール1本勝負で写真を撮ってみることにしました。

20201026001.jpg

ズマールは50mmですが、カメラがNEX-6なのでフルサイズ換算75mmのレンズになります。
1mまでしか寄れないのでこれが精いっぱい。F2.8くらいですが少しグルグルボケになっています。

20201026002.jpg

半逆光だとこんな感じ
ガラスが旧式でコーティングもないので色の再現性が低いです。
でも、それがなんとなく白昼夢の映像のようです。

20201026003.jpg

逆光だとこうなります。変な光のにじみが出ています。
レンズに中途半端に直射日光が当たっており、その影だと思います。

20201026004.jpg

順光でF4くらいまで絞るとこんな感じ。
立体感といい、ボケの滑らかさといい申し分ないです。

20201026005.jpg

上手に光の当てかたを工夫すると良く写ります。

20201026006.jpg

お金を払うと、コスモスを持って帰れます。
軟調な描写で、シャドウ部分も綺麗に表現できています。立体感というかなんというか、旧いレンズなのに何か人の感性に訴えかけるものが写っている気がします。

20201026007.jpg

ニコンとは明らかに違う描写です。

20201026008.jpg

絵画的に写るというか、そういう感じです。

20201026009.jpg

お地蔵さんも、ドラマチックに写ってくれます。

帰りは、コメダコーヒーでお茶して帰りました。

20201026010.jpg

この写真だけOMの24mmです。
やはり、一気に現代的な描写です。

レンズ清掃したズマールは、やはり只者ではない描写でした。これは、もうメインレンズにすることにします。
しかし、コーティングのないレンズですので、やはり光線にかなり気を使い、フードもつけるべきでしょう。

近距離撮影はできないし、制限もおおいですが、趣味のレンズとしてライカのレンズはやはりそれだけの値打ちがあると思います。
そして、撮影枚数を気にしなくて済むデジカメですので、高いライカのレンズもフル稼働させられるのが嬉しくなってきます。


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カメラを持って街歩き

昨日、今日とカメラを持ってブラブラしてきました。

昨日は、某遊郭跡から旧道を歩きます。カメラはNEX-6 レンズはOMの24mm、50mmとズマールを持っていきました。

20201025001.jpg

駅前では、喫茶店の店番を可愛い人形がしておりました。24mmF4
OMの24mmはぼかしたいときは開放、しっかり撮りたいときはF8ですが、F4くらいの描写が一番好きです。

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ほとんど遊郭の形跡はありませんが、このあたり元の揚屋の雰囲気をとどめております。24mmF8

20201025006.jpg

このあたりの細工なんか凝っておりますね。50mmF4
50mmのほうが少し逆光に弱い気がします。

20201025003.jpg

かなり綺麗に保存されております。24mmF8
光線の具合もよく、しっかりした描写です。

20201025004.jpg

ここも揚屋だったのでしょう。24mm F8
一階の格子と二階の窓の感じがいかにもです。

20201025005.jpg

町はずれの雰囲気のある電灯の傘 50mm F4
ぼけが少しうるさいですかね?6角形してるし・・・

遊郭の雰囲気はあまりありませんでした。それでもあと何年かしたら全く無くなってしまうのでしょう。
なんとか、見られてよかったです。

20201025007.jpg

旧道をぶらぶら歩いていると氷屋がありました。24mm F5.6
もう涼しいので注文はしなかったけど。

20201025008.jpg

公園で子供が遊んでいるのを50mmのズマールで撮ってみました。開放
なかなか綺麗に撮れています。先日、ズマロンのレンズを綺麗にして上手く行ったので、ズマールも少し磨いたのです。
かなり良くなっているのではないかな?
相変わらず、白昼夢のなかの景色のようですが、解像はしています。

しかし

20201025009.jpg

逆光だとこのとおり。
少し絞りましたが全然だめです。普通のガラスのようなレンズだからなぁ。

逆光はダメだけど、ズマールの写りの良さに気をよくしました。
ネットで出回っている作例よりも良く写ります。コンディションがいいのかも。

そういえば、歩いているときに廃業した酒屋でプラッシーのグラスを「ご自由にお取りください」と配っておりました。

20201025010.jpg

なかなか、可愛いデザインではありませんか。


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馬渕第5回公開模試の結果(次男)

今日、次男の公開テストの結果が返ってきました。

結果は・・・

20201024001.jpg


算数:偏差値65.1
国語:偏差値61.4
理科:偏差値64.7
3科偏差値65.9 2科偏差値65.5でした。

ここにきてぐっと成績を上げてきました。
算数の偏差値は思いのほか大したことはないですが、まぁNクラスの奴がいるのでねぇ・・・
それに、理科も算数も数問やらかしているようです。

まぁ、何かでやらかすのは普通の事で、本番でも多くの人間が何問かやらかすのだと思います。
大事なことは、やらかしても合格するだけの学力をつけることですね。
あるいは、本番の問題がやらかさないほど簡単に感じるようになるまで学力を上げるか・・・

そういえば、長男は小学校の全国学力テストで全問正解の満点を取りました。
よく冗談で、「俺は小学生の時全国で一番の成績をとった(タイだけど)」などと言っております。
この場合も、問題に対して十分な余力があったので全問正解できたのだと思います。

志望校の全てにA判定がともりましたが、勝負はここからだと思います。
A判定とれていても合格可能性は80%しかありません。
A判定をとっていた長男が第一志望に合格できなかったのを見ている次男は、それを、判っているのだと思います。

今日の次男は成績がよかったので機嫌がいいです。
最後まで、この調子で乗り切れたらいいのですが・・・


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オリンパス f.zuiko 50mm f1.8 を分解清掃

さて、f.zuiko 50mm f1.8を分解清掃します。

20201023005.jpg

マウントのカバーをネジ3本とって外します。
レンズのすぐ外側の部分がレンズ押さえだと思いますが、どうもレンズの汚れが大きく、レンズ押さえに傷があります。
最初に見たときからここに違和感を持っていました。

ゴムで外します。

20201023006.jpg

ほら傷だらけ・・・
ゴムで回さずにペンチなどで外そうとしたのじゃないかな?

20201023007.jpg

嫌な予感は的中です、小さいですがカケております。
まったく、無理な外し方するのだったら何もしないほうがましなのに・・・

アルコールとシルボン紙で綺麗に掃除します。
レンズには小さなカケのほかは、傷もカビ跡もありませんでした。

カケの影響を少なくするために、レンズのまわりをマジックで黒く塗って、一番大きいカケはレンズの上の部分に持ってきました。
フィルムもデジカメの素子も四角なので、上下は大きくカットされます。このため、後ろ玉の汚れやカケは上下方向に持ってくると、描写への影響は最小にすることが出来ます。

後玉周りはこんなものかな?元通りに組み立てます。

さて、前玉

20201023008.jpg

銘板をゴムで外すと、フィルター枠や絞りのリングも外れます。絞りのクリックはボールなのでそうっと外してなくさないようにします。

20201023009.jpg

前玉もゴムで外れました。

20201023010.jpg

カニ目があるので外します。

20201023011.jpg

これで全部のレンズが外れました。
丁寧に清掃して元通りに組み立てます。そうそう、組み立てる前にヘリコイドを少し出してグリスを足しておきました。

組み立てて眺めますがピカピカです。
それほど状態は悪くないと思っていましたが、少しチリなどはあったようです。

逆光で。ビフォー

20201023001.jpg

アフター

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共に開放です。少しだけフレアがましになっているかなぁ・・・

そに子はこんな感じ

20201023004.jpg

開放

20201023003.jpg

F2.8

少し絞るだけで劇的にシャープになっているのが判ると思います。

これも、24mmと同じくらい気に入りました。開放のふんわりした感じも描写の芯はあるのでとても使いやすそうです。
フルサイズ換算にすると75mmになります。
古い友人で、35mmと85mmのレンズのみでほとんどの写真を撮っている奴がいました。

風景や建物、ストリートスナップを撮っていましたが、なかなか雰囲気のある写真を得意としていたように思います。
少し広めの標準レンズという感じの35mmと少し見つめる視点の85mmなんてのは意外に使いやすい焦点距離のような気がします。

と考えると、今回購入したOMの24mm(換算36mm)と50mm(換算75mm)ってのも散歩レンズにはピッタリです。
とても気に入ったので、しばらくこの組み合わせで散歩をしたいと思います。


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オリンパス f.zuiko 50mm f1.8 を購入

オリンパスのレンズが気に入ったので、標準レンズを購入してみました。

これなんですけどね。

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f.zuiko 50mm f1.8って奴です。
俺は、レンズカビクモリあり、ってのを安くで買いました。

オリンパスのレンズが気に入ったのはレンズがとても小さいのです。先日の24mmもそうですが、この50mmも厚さが31mmしかありません。
径も小さいのでバランスがとれてみえますが、ほとんどパンケーキレンズです。

届いてみると、どうもカビや曇りだけではない傷もある気がします。
まぁ、写りにはそんなに影響はないでしょう。

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レンズ構成はこんな感じ
変形ダブルガウスって感じでしょうか。5群6枚です。2枚目と3枚目の間に空間があるこのレンズの感じはどのメーカーも良く使っていました。ニコンの50mmF1.8もこんな感じです。

写りには影響のない範囲だとは思いますが、とりあえず分解して清掃したいと思います。


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