さて、先日、サンスイのAU-D507Xってのを入手しました。
これなんですけどね。

ドフで捕獲したのですが、電源のみ入ります。で安かったのです。
最近は、ジャンクアンプを買っても、メンテだけで、ほぼ直っていたので、少し歯ごたえのある修理がしたかったので、あえて買ったのです。
安かったし、綺麗だったから。
帰って、電源を入れて、DCをチェックすると、片チャンネルから盛大に出ておりました。
まあ、初段かドライバーかそのへんでしょう、ヒューズは切れていないので、終段が生きていたらいいなぁ。
で、なぜ、いつものように写真がないかというと、ケースをあけたときに違和感があったのです。
なんだか、ケースの立てつけが悪いし、ネジも数個抜けています。
人の手は入っているようです。
ライトであちこち照らすと、とんでもないことを発見しました。

BASSのボリュームがなくなっています。
取り付けの部分にはリードが足されているので、なんとかしようと思ったのでしょうか?
このアンプ、フロントパネルに直接ボリュームダイヤルが取り付けてあるので気が付きませんでした。
うーむ。計られたか。
ずいぶん修理スキルがつきましたが、センタータップ式のボリュームがないとさすがにお手上げです。代替部品もないし。
悔しいので、パワーアンプ部分だけにして、DC調整をしましたが、片チャンネルの電圧増幅段が不良のようです。終段は生きていました。
しかし、自分で修理して、手に負えないからってドフに放出するのはやめようよ。
ジャンクといっても、部品がなくなっているのは想定外です。
まぁ、サンスイのアンプなので、コストは落としていますが、半導体なんかは上位機種と共通です。
中古の部品をとるだけでも、モトはとれるでしょう。
解体・・・

まだ、メインアンプ部分は手をつけておりませんが、使える部品部分。
12Vの麦球や、デュアルFETなんかが嬉しいです。

こちらは、ゴミ部門
次の粗大ごみで出します。
ジャンク修理をやっていると、たまに、こんなこともあります。
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