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ソニー TA-F55 2台目の修理(その8)

依頼品のソニーのアンプですが、少し悩んでいます。

自分のアンプの修理ならもう少し大胆なのですが、依頼品なので慎重です。
出来るだけオリジナルの部品を残したいし、うっかりミスで部品を壊して代替の部品にしたくないのでねぇ。

前回は、概ね修理が終わったので最終調整をしておりました。
そこで、DCの調整とアイドリング電流の調整をやっていると、アイドリング電流が片チャンネルだけ流れないのです。

20230915001.jpg

いちばん右側のR321に電圧が発生しないんですよね。
つまり、Q315のベースの0.6Vも出ていないと
となると、Q313のベースの1.2Vも出ていないことになります。

ではその1.2Vをつくっているのはどこかというと
Q306とQ307を流れる電流がR312とRT302とR314を通って電圧をつくりだしています。

で、チェックしたのは四角で囲っているヒューズ抵抗っぽい抵抗の導通のチェック
D302がオープンになっていないことの確認です。

ショートが怖いので、通電させての電圧チェックは行っていません。
コンデンサも交換したけど基本的にはDC動作の話なのでそんなに影響はないはずです。

20230915002.jpg

もう少し、上流にいくとこんな感じ
差動回路は信号系中心だからこちらもそんなに影響はないはず・・・
Q305やツエナーのD301も怪しいかなぁ・・・

と考えると、ダーリントン手前のD309あたりも怪しい。

やみくもに変えるのはあんまりだしなぁ。
コストもかかるし、別のアンプになってしまいそう?

最終的には通電してチェックするのですが、できれば、通電せずに原因を特定したいです。

アンプ関係のブログフレの方で、良いお知恵がございましたら教えてください。

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