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具象階段

先日、京都を散歩した時に面白いものを見つけました。

その話は、先送りにして、まずは「トマソン」の話です。

美術手帳「超芸術トマソン」

このあたりの解説が、簡単にまとめられています。
具体的にはこんなの

20231228003.jpg

アートを意識せずつくられたものですが、利用形態の推移の中で、本来の機能を失い、アート作品よりアートになったものです。
面白いですよね。
これは「純粋階段」とか「無用階段」と呼ばれています。

もはや、階段としての機能を失い、形而上的な存在としての「階段」になっています。
俺は、20世紀初頭の芸術活動が大好きです。
キュビズムからダダイズム、シュルレアリスムなどの文脈の中に、既存の芸術の概念を否定するとか、作為的でない
というのがありますが、その流れを確実に「トマソン」は継いでいます。

で、ここからが京都散歩の時の話なんですが

こんなものを見つけました。

20231228002.jpg

はじめは、何かわからず
「なんだか、カッコいい」と思っただけでした。
えっと、α7ⅲにオートニッコール50mmF1.4をF4くらいで撮っています。

よく見てみると、1Fの後ろは高低差があり人が住めるような空間ではありません。
窓もないので、おそらく倉庫でしょう。
となると、この2Fに見えるところが玄関?!

幅は30cmくらいしかありません。

20231228001.jpg

このあたり一帯が、こういうつくりです。
この写真は隣の家から撮ったものです。

これは、トマソンに似ていますが、機能が失われているどころか、機能しかありません。
トマソンが、「無用階段」で抽象的な存在だとしたら、「具象階段」あるいは「ギリギリ階段」ですかね。

トマソンとの共通点は、アートを意識していないものの、図らずもカッコよくなった。
って部分かなと思います。

散歩していて、こんなものを見つけられると、本当に楽しいです。

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