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戦前の日本人

友人の影響で、昭和はじめの頃の歴史に興味を持ちました。

学校では、あまり習わなかった部分です。

なんとなくですが、

戦前の日本は、軍国主義で統制がきつく
物量でかなわなかった、欧米に戦争を挑み
特攻などどいった、愚かな手法で戦ったが
敗戦によって、民主主義がさらに発展した。

ってな印象をもっていました。

でも?戦前の日本人ってそんなに愚かだったのでしょうか?
メンタリティが急激に変化するとは思えない。

20180225004.jpg

戦前に、こんな山の上に娯楽施設をつくっているとか?
すごい国ではなかったのかな?(写真は愛宕山山頂のロープウェイの廃墟)

小川榮太郎「永遠の0」と日本人 読了 ◎ 考えさせられた。

20180312002.jpg

永遠の0はフィクションですが、小川榮太郎さんのはエッセイ

大東亜戦争の評価は色々あると思いますが、事実だけを確認しても、なんとなく最初に書いた俺の考え方は違う気がします。

まず、戦前の日本はアジア唯一の先進国であり、三大海軍国と呼ばれるほどの国であったようです。
「アジアの後進国による愚かな戦争」という評価は間違いだと思われます。
そして、満州に鉄道を引き、台湾や、朝鮮に大学をつくるなど、欧米の植民地政策とは少し違った政策をとっていました。

曲がりなりにも、戦前の日本人は、アジアを植民地化から守り、共に繁栄していこうと本気で考えていたのだと思われます。
朝鮮や中国の人々がそれを「ありがたい」と思っていたのかは別問題です。

こう、考えると、東京裁判での東条英機の発言にも納得がいきます。
「戦争が国際法上よりみて正しい戦争であったか否かの問題と、敗戦の責任如何との問題とは、明確に分別できる二つの異なった問題であります。(略)私は最後までこの戦争は自衛戦であり(略)国際法には違反せぬ戦争なりと主張します。(略)
敗戦の責任については私の責任であります。(略)責任は受諾するのみならず、真心より進んで之を負荷せんことを希望するものであります」

ほう!潔い!

敗戦時の天皇の行動も、この文脈で納得が行きます。マッカーサーは命乞いに来たと思ったのですが・・・
「私は、国民が戦争遂行にあたって政治、軍事両面で行なったすべての行動に対する全責任を負うものとして、私自身をあなたの代表する諸国の裁決にゆだねるためおたずねした」

ほう!潔い!
戦争中も、正月には、国民の幸せのために、たった一人で祈ってくださっていたのでしょう。

どうも、愚かな戦争ではなく、当事者にとっては「覚悟の上の戦争」だったのでしょう。
これを、戦勝国によって「愚かな戦争」と定義つけることは可能ですが、それをそのまま受け入れる必要はないと思います。

では、特攻はどうだったのでしょうか?
特攻の発案者とされている大西中将の発言の要約は以下のとおり
「日本には、戦争遂行能力はもはやないが、終戦工作は困難。インデアンやハワイの例をみると、無為のままアメリカに本土上陸を許すと、奴隷化政策になる可能性がある。終戦工作のため最後に1勝でも勝ちたい。それには特攻しかない。それでも勝てないだろうが、若者の国を思う心は、(現在唯一終戦を決断できる)天皇の心を動かせる。そして、その民族的記憶が500年後、1000年後の民族再興の灯火となる」
突っ込みどころは満載ですが、こちらも、「無謀な特攻」ではなく「覚悟の特攻」だったようです。

個人主義のつよい欧米にはなかなか受け入れられない思想でしょうし、恐怖をいだかせたのだと思います。
特攻専用機だった「桜花」などは「BAKABOMB」と呼ばれていたようです。

先の戦争には色々な評価があると思いますが、日本人なのに、あまりにも戦勝国の評価に引っ張られているのはどうかと思います。

これだけの犠牲がありながら、終戦時でも、充分、政治的軍事的に統制がとれていたってのもすごいことだと思います。

あまり、この時代の歴史の本は読んだことがありませんでしたが、少し読んだだけでも、色々考えさせられました。
少し、勉強を続けて見たいと思います。


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