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ヤマハ CA-1000を修理(その5)

トーン基盤のトランジスタをすべて交換するとノイズはなくなりました。

20191111003.jpg

これで、修理は完了です。
ついでに、電解コンデンサと小さいタンタルコンデンサは交換しました。
大きなタンタルコンデンサは高いので今回見送りです。手持ちの都合で一部フィルムコンデンサも使っています。
音が良くなるかな?

修理が完了したので、外観の手入れもします。

20191111002.jpg

パネルとスイッチはマジックリンで洗ってユニコーンカークリームで磨きます。
筐体の木部は固く絞った雑巾で拭いて、オイル仕上げ
さびている部分も、

20191111001.jpg

ペイントマーカーでタッチアップしたりスプレーで塗装したりします。

20191111010.jpg

ほかには、電解コンデンサを交換したり、

20191111005.jpg

パワートランジスタのグリスを塗りなおしたりしました。

20191111014.jpg

左端のトランジスタは発熱が大きかったので、大きなヒートシンクに交換しました。
こうやって見ると、音と関係ないところにオーディオグレードのコンデンサが使われていたりします。
このあたりが素人まるだしです。

20191111009.jpg

ネジは間違わないように名称を書いて管理します。
サラリーマンなので作業が少しづつしか進まないので忘れてしまうからです。

20191111006.jpg

最後にレコードとラインでテストします。OK綺麗な音です。
しかし、相変わらず、左チャンネルの声が元気がない気がする。
まあ、気のせいだろう。

サービスマニュアルに従って最終の調整をします。

20191111007.jpg

TP1とTP2の間はVR602で調整して15V

20191111008.jpg

まあ、こんなものか

オフセット電圧はVR601で調整します。ほぼ0V

アイドリング電流はTP3とTP4の間で調整してAB級の時はVR603を使って47mV
A級の時はVR604を使って940mV

とここで、左チャンネルだけ、アイドリング電流が流れずカットオフ状態になっておりました。
「元気がない」と思った理由はこれだったのか?俺の耳もほんとうにたいしたことないなぁ。

アイドリング電流は少し少なめに調整しておきました。

最後にファンクションボードの電圧を27.5Vに調整して完了です。
音を聞くと左右同じように良い音に聞こえます。原因がわかってよかった。

20191111011.jpg

磨き上げたアンプはこんな感じ

20191111013.jpg

写真の感じでは白っぽいですが、ランプの色も違和感はありません。

20191111012.jpg

サビサビだった裏面もこのとおり。

2台のアンプを修理した感想ですが、劣化していない部品を交換して不要なコストが発生してる可能性があります。
音に関係ないコンデンサは容量が抜けていなければ交換する必要はないですし、トランジスタも問題がある可能性があったら片っ端から変えています。非常に非効率です。
このあたりが課題だなぁ・・・

今回も長い話に付き合ってくださってありがとうございました。
興味のないアンプの話に付き合ってくださった読者の方には感謝しかありません。


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お疲れ様でした!

凄い!ジャンク品のアンプが完全に直ったのですね!
ヤマハのアンプも良い音を奏でる事が出来て幸せそうです(*´ω`*)

Re: お疲れ様でした!

まぐまぐさん コメントありがとうございます。

もっと技術のある人ならなんてことはないでしょうが、故障個所が複数あるので苦労しました。
愛着がわいてしまい、手放せなくなりましたね。

> 凄い!ジャンク品のアンプが完全に直ったのですね!
> ヤマハのアンプも良い音を奏でる事が出来て幸せそうです(*´ω`*)
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