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トリオ M-6000を修理(その1)

人気のないアンプ修理の話をしつこく書いております。

まぁ、備忘録もかねてだからね。
後は、同じ機種を修理したい人のために、微力ながら力になれればよいかなと・・・

こんなものを、ヤフオクで買いました。

20191201002.jpg

トリオのM-6000です。
パワーアンプで、トリオの技術者がアキュフェーズに移る前の製品

トリオ M-6000「オーディオの足跡」

1970年で52500円ですか。今なら30万円くらいかな?
どんどん古くなる私のハイエンドプアオーディオです。

これを、買ったのは安かったからという理由のほかに、トランジスタ初期のアンプの音を聞いてみたかったのと
準コンプリメンタリってのがどんなものか知りたかったからです。

まぁ、ヤフオクで安かったので、例によって「電源入りません」です。

50年前のアンプなので、怖くて電源はおいそれと入れられません。
ヒューズを確認すると切れております。理由はまだ判りません。

ふたを開けると

20191201001.jpg

ほう、奥がメインアンプ基盤
左右に終段のトランジスタ、真ん中はトランス
手前にコンデンサですね。

準コンプリなので、電源コンデンサは1つで左右は出力のコンデンサでしょう。
手前の基板はよくわかりません。

20191201003.jpg

バックパネル
すっきりしたよいデザインです。「実力派」という言葉が思い浮かびました。

20191201004.jpg

トランジスタ
準コンプリなので同じものが2つ

20191201005.jpg

日立の2SC898というもののようです。

外して確認すると、壊れてはいないようです。

20191201006.jpg

底板をはずすとこんな感じ
ラグ板での配線や630V規格のチューブコンデンサなどが真空管主流の時代の部品であることを感じさせます。

20191201008.jpg

メインアンプの基板はユニット式です。
少しハンダづけの部分もありますが、メンテはしやすいと思います。

20191201007.jpg

判らないといってた手前の基板です。フラットアンプとフィルターですかね?

内部を確認しても、焼けた部品は見当たりません。
もう一度組み立てて手持ちのヒューズに交換して電源を入れます。

ランプが一度点灯して、ブスっという音とともに消えました。
見ると、ヒューズが切れております。

やはり、ヤフオクで買った50年前のジャンク品。そう簡単には動きそうにありません。
終段のトランジスタとドライブ段のトランジスタは生きていたので望みはあるかな?
トランスのシュートなどでないことを祈ります。


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