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トリオ M-6000を修理(その4)

ハムノイズの取れないM-6000ですが、音を聞いているうちにハムノイズにトランジスタのノイズが重畳されているように感じました。

重なり合っていることを重畳(ちょうじょう)といいます。
他にも、エージングの事を馴致(じゅんち)とか言ったりすると、趣味のオーディオもぐっとアカデミックになります。

うーん、どこが悪いのかわからない。
アースが悪いのかと、アースポイントのハンダをやりなおしたり、アースポイントからテスター棒で短絡させたりしますが改善しません。
交換していない半導体の左右も入れ替えましたし、基盤からバラしてはおりませんが全ての抵抗もテスターであたりました。

と、それまではニューヨークトトリオのジャズを聴いていたのですが。ソースを変えてボーカルものを聴いてみるとノイズの乗っている左側だけ音量が大きいです。
ゲインに異常があります。
やはり、抵抗かと思い、もう一度計りなおしたり、入力を短絡したりしました。
入力を短絡してもノイズが消えません。

これによって、メイン基板のトラブルであることは間違いないとして、やはり、ゲインに関係のある部分が怪しいです。

まさかと思い、コンデンサのチェックをしました。
結果は

20191219004.jpg

この3つのコンデンサが容量がほとんどなくなっていたり、オープンになっていたりしておりました。
そりゃあ、ゲインも大きくもなるわ。

見た目が大丈夫でも、古い電解コンデンサはこういうことになるのですね。
よい勉強になりました。

手持ちの適当な容量と耐圧のコンデンサで左側を組んでみたら、ノイズは消えました。
音はよいですね・・・
今回は回路の勉強が中心のつもりだったので、コンデンサは一部フィルムが下がっているものを除き交換の予定はなかったのですが、基板上のコンデンサは全て交換することにしました。
また、買い出しの機会があれば交換します。

なんとか、内部回路の修復の目処が立ったので外観のメンテナンスをします。

20191218001.jpg

パイロットランプのレンズにカケがあったので、LED化しました。抵抗は500Ωくらいでちょうどよかったです。
ショートしないように丁寧に配線を熱収縮チューブ等で処理します。

20191219002.jpg

こんな感じでどうだっ!

なかなかさまになっていると思います。

フロントパネルは厚さ4mmのアルミパネルで重厚感があります。
そして・・・

20191219003.jpg

印字は全てプリントではなく刻印です。
まさに、美術品といった感じです。

この個体は、つまみがKA-6000と思われるものに交換されていたり、左右で出力コンデンサの容量が違っていたりと少し手が入っているようです。
となると、オリジナルにこだわっても仕方ないので、外観、内部ともにオリジナルを尊重しつつ、リメイクしてやろうかと思い始めました。

正月の休暇を利用して、お金のかからない範囲で色々取り組んでみたいと思います。


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