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トリオ M-6000を修理(その9)ケース完成

こつこつと修理してきたトリオM-6000ですが、ついにケースが完成しました。

20200107003.jpg

いやいやめでたい。

サイドウッドはホームセンターの木材で、上部はアルミのパンチングです。

20200107001.jpg

12mmのラワン合板と6mmのMDFを接着してつくりました。
接着出来たら・・・

20200107002.jpg

前回スピーカーをつくった残りの突板があるので貼りました。
バブルの頃のそこそこのアンプでも本物の突板仕上げは一握りの高級品だけです。
後は、オイルを塗ってクリアラッカーで完成

20200107004.jpg

上から見るとこんな感じ
本当は左右にヒートシンクがあるので左右をパンチングにしたほうがよいのだろうけどデザイン重視です。
それに、アイドル電流が少なめなのでそれほど発熱しません。

20200107005.jpg

前から
高級感とおしゃれな感じが同居していると思います。

20200107006.jpg

後ろはこんな感じ
ここの木口はあえて処理しませんでした。作ったときのことがいつまでも思い出せる演出です。
ローフィルターの切り替えつまみが欠品していたので、適当な安価なつまみを取り付けました。

20200107007.jpg

最初はゴム足がついていたのだけど、タカチのすこし高級感のある足に交換しました。
少し小さいかなと思いますが、まあ、違和感はないです。

これでなんとか完成です。
当初、準コンプリ回路の勉強と修理の練習のつもりで購入したのですが、思いのほか苦労し、そして音がが良く、デザインも気に入りましたので手放せなくなってしまいました。
それにしても、オールドトリオおそるべしです。トランジスタの黎明期にこれほどのアンプをつくっていたとは・・・

ここまで、完成するとオリジナルの終段トランジスタを破損してしまったのが悔しくてなりません。
色々しらべると、秋葉原に4つだけ在庫が見つかりました。そして、価格は300円です。
当然、注文しました。

部品が届いたら、修理の過程で痛めた配線の見直しと終段トランジスタの交換をして、今度こそ本当に完成です。
今度はショートさせないように気を付けなければ・・・

そうそう、壊してしまった2SC898をネットで検索していると、中国のアリババに誘導されたりしました。
うーむ、日本にはなくても中国にはあるのか?おそるべし・・・と画像を確認すると。

20200107008.jpg

何か違和感を感じます。
2SC898は日立のトランジスタのはずなのですが?

あやうく、騙されるところでした。
それでも、中国には日本で手に入らないトランジスタやオペアンプなどがゴロゴロあります。
いつか、頼らなくてはならない日が来そうです。


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