トリオ KA-3002を修理(その2)
長野で買ってきた、トリオ KA-3002修理の続きです。
しかし、人気のない「オーディオ」の記事の中でもとりわけ人気のない「アンプ修理」の記事ばかり連投して大丈夫だろうか?
このブログを楽しみにしてくれている、本当の意味での読者数は、おそらく10人はいないと思うのですが、この調子だと誰もいなくなってしまうかもしれない・・・
まぁ、備忘も兼ねているので、やさしく見守ってください。

綿棒と掃除機とエアダスターを駆使して内部清掃をしました。
特に焼損している部品は無いようです。

終段のトランジスタは2SA616と2SD155の組み合わせです。純コンプリのプッシュプルってやつですね。たぶん。
小さめのTO-66って規格のようです。ドライバートランジスタとかでありそうなサイズに思います。
ここで、コンセントをさしてスイッチを入れてみます。
あれ?普通に入る。「メインスイッチ異常」ではなかったっけ?
変な臭いとか音とかもないので、とりあえず、AUXにCDプレイヤーを繋いで音を鳴らします。
うーん
沈黙してますね。黙秘権でも使っているのか?
そんなに甘くはないってことか。

ハンダクラックもありません、ていうか手付けハンダのしっかりした仕事です。
リアパネルを眺めると、プリメインとセパレートの切り替えスイッチがあります。
エントリークラスでも当時はこんな機能があったのですね。
セパレートにしてみて、自作プリアンプ経由で信号を送っても音は出ません。
ダメか?と思い、プリメインセパレートスイッチを何度か動かすとかすかに音がしました。
おっと、原因の一つはここかな?
スイッチを切って、接点にアルコールを注射します。

ばらして、接点を磨いてもよいのだけど、これで直ったらラッキーなので、少し前からこの手法を採用しています。
カチャカチャと数回動かして、エアダスターで水分を飛ばし、少しだけ接点復活材を注入。
あらためてスイッチを入れると・・・
OK。
音が出だしました。
気をよくして、再びAUX入力を試みると
ひどい音ですが、一応音は出ております。
黒いピアノキーを押すと音が変わります。
ここも怪しいので・・・

同じくアルコール洗浄
これで、AUXからの入力はちゃんとした音になりました。
スピーカーのDC漏れを調整しようとしましたが、基板上のボリュームには反応しません。
DCオフセットは20mAもないのでOKってことにします。
ボリュームは、おそらくバイアスと保護回路の設定かなと思うのですが、マニュアルもないので慎重に元の位置にもどしておきました。
しばらく、音楽を鳴らしておくと、終段のトランジスタが生暖かくなるのでこんなものでしょう。
音はというと、なかなか結構なものです。
なんでも、出力の大きすぎる終段トランジスタやパラレルプッシュプルのトランジスタは音を濁らせる原因だ という説もあるらしいのですが、それも正解かなと思わせるすっきりした音です。
高域のキラキラした感じも低音のドライブ感も非常に優れていると思います。
オールドトリオおそるべしです。
個人的には、最近修理したM-6000やサンスイのAU-9500の骨太な低音も捨てがたいのですが、それらは、脚色された低音なのかもしれません。
まあ、こればっかりは好みもあります。
スピーカーを繋げたまま動作確認をすると、PHONOで盛大なノイズが乗ります。
どうもイコライザー基盤にもトラブルがあるようです。
トランジスタが怪しいかな?
あと少しだ。

家族日記ランキング
しかし、人気のない「オーディオ」の記事の中でもとりわけ人気のない「アンプ修理」の記事ばかり連投して大丈夫だろうか?
このブログを楽しみにしてくれている、本当の意味での読者数は、おそらく10人はいないと思うのですが、この調子だと誰もいなくなってしまうかもしれない・・・
まぁ、備忘も兼ねているので、やさしく見守ってください。

綿棒と掃除機とエアダスターを駆使して内部清掃をしました。
特に焼損している部品は無いようです。

終段のトランジスタは2SA616と2SD155の組み合わせです。純コンプリのプッシュプルってやつですね。たぶん。
小さめのTO-66って規格のようです。ドライバートランジスタとかでありそうなサイズに思います。
ここで、コンセントをさしてスイッチを入れてみます。
あれ?普通に入る。「メインスイッチ異常」ではなかったっけ?
変な臭いとか音とかもないので、とりあえず、AUXにCDプレイヤーを繋いで音を鳴らします。
うーん
沈黙してますね。黙秘権でも使っているのか?
そんなに甘くはないってことか。

ハンダクラックもありません、ていうか手付けハンダのしっかりした仕事です。
リアパネルを眺めると、プリメインとセパレートの切り替えスイッチがあります。
エントリークラスでも当時はこんな機能があったのですね。
セパレートにしてみて、自作プリアンプ経由で信号を送っても音は出ません。
ダメか?と思い、プリメインセパレートスイッチを何度か動かすとかすかに音がしました。
おっと、原因の一つはここかな?
スイッチを切って、接点にアルコールを注射します。

ばらして、接点を磨いてもよいのだけど、これで直ったらラッキーなので、少し前からこの手法を採用しています。
カチャカチャと数回動かして、エアダスターで水分を飛ばし、少しだけ接点復活材を注入。
あらためてスイッチを入れると・・・
OK。
音が出だしました。
気をよくして、再びAUX入力を試みると
ひどい音ですが、一応音は出ております。
黒いピアノキーを押すと音が変わります。
ここも怪しいので・・・

同じくアルコール洗浄
これで、AUXからの入力はちゃんとした音になりました。
スピーカーのDC漏れを調整しようとしましたが、基板上のボリュームには反応しません。
DCオフセットは20mAもないのでOKってことにします。
ボリュームは、おそらくバイアスと保護回路の設定かなと思うのですが、マニュアルもないので慎重に元の位置にもどしておきました。
しばらく、音楽を鳴らしておくと、終段のトランジスタが生暖かくなるのでこんなものでしょう。
音はというと、なかなか結構なものです。
なんでも、出力の大きすぎる終段トランジスタやパラレルプッシュプルのトランジスタは音を濁らせる原因だ という説もあるらしいのですが、それも正解かなと思わせるすっきりした音です。
高域のキラキラした感じも低音のドライブ感も非常に優れていると思います。
オールドトリオおそるべしです。
個人的には、最近修理したM-6000やサンスイのAU-9500の骨太な低音も捨てがたいのですが、それらは、脚色された低音なのかもしれません。
まあ、こればっかりは好みもあります。
スピーカーを繋げたまま動作確認をすると、PHONOで盛大なノイズが乗ります。
どうもイコライザー基盤にもトラブルがあるようです。
トランジスタが怪しいかな?
あと少しだ。

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