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6BM8プッシュプルアンプの製作(その7)完成と試聴

さて、6BM8プッシュプルアンプの製作ですが、いよいよ完成です。

まずは、フロントのアクリルガラスを切ります。

20200608004.jpg

2mmのスモーク

20200608005.jpg

綺麗に切れました。
完成写真はまだ出しません。

20200608010.jpg

これがメンテナンスモード
前面のパネルも上の蓋もないので触りやすいです。
前面のアクリルガラスのパネルはスライド式の溝に入れます。

20200608002.jpg

R7とR8の両側で電圧を測定します。
プレート電流の検出を行うようです。真空管のプッシュプルは初めてなので、うまく理解できていませんが、トランジスタアンプのDC調整のようなものなのでしょうか?

20200608003.jpg

回路がよいのか、組み立てた腕が良いのか、コパルの高級半固定抵抗がよいのかは判りませんが、容易に±0Vに追い込めました。
これで完成です。

出来たアンプは

20200608006.jpg

こんな感じ

20200608007.jpg

角度をつけて・・・

20200608001.jpg

裏面

20200608009.jpg

内部構造
インシュロックでしばると美しくなりました。

20200608008.jpg

出力端子には大きなACもDCも出ていなかったので、スピーカーをつないで試聴です。

試聴は中島みゆきの「大吟醸」とダイアナクラールの「ラブシーンズ」を使いました。

うーん。なんというか鮮度の高い音です。楽器の奥行きや細かい音も上手に表現します。
表現はおかしいのかもしれませんが、我が家のアンプの中では一番現代的な音がします。
真空管なのに不思議?

一方、低音のエネルギー感は、今のメインアンプのサンスイAU-9500ほどではありません。もっとも、AU-9500やトリオのM-6000、NECのA-10などは独特の低音の表現があり、こちらのほうが珍しいタイプだと思います。まあ、材料費3万円くらいの真空管アンプが10万以上のトランジスタアンプに勝つのもおかしいのであたりまえかもしれません。

そして、音出ししてしばらくは眠たい音ですね。はじめだけかと思いましたが、少しマシにはなるものの毎回調子が出るまでに時間はかかるようです。

かかった費用は概算ですが

トランス類 買ったら12000円くらい(手持ち)
(東栄変成器、OPT-10P、ZTU-03、J-635)

基板6000円
はなゆうさんHP
はなゆうさの部品リストのC27は22000uFになっていますが2200uFの間違いだと思います。また1uFのタンタルのC28はC29の間違いで私はタンタルを信用していないのでフィルムに変えました。あと、R7.8.37.38も大電流が流れたら嫌なので1/2Wにしましたが、それほど中点はずれていないようでした。

真空管 買ったら5000円くらい(手持ち)

部品5000円

ケース3000円

合計3万円くらいで出来そうです。

手持ちの部品も多かったし、お買い得な部品が手に入ったので安くできました。6BM8とはいえプッシュプルの真空管アンプが3万円とはなかなかお得だと思います。

もっと大きな真空管も、トランスも手持ちがあるんですよね。ひとつ作って成功するとなんだかうずうずしてきますよ。。。


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完成おめでとうございます!

うひゃー 美しいですねー!ヽ( ´¬`)ノ
自分でこれだけの物が作れるなんて羨ましいです!
ワクワクしながら作って音出しもさぞ楽しみだったでしょう(*´ω`*)

Re: 完成おめでとうございます!

まぐまぐさん コメントありがとうございます。

結構、綺麗に出来ました。ちゃんとデザイン画も書いたのでそれなりにまとまったデザインに仕上がったと思います。
今までは、ケースありきで作っていますので、合板で作ると自由度が高いことも判りました。

音出しも面白かったです。久しぶりの自作アンプだったので少しドキドキしました。

No title

中々いいですね。。 正面の写真を見ますと意外に球の明かりはほとんど見えませんね、斜め上の写真では中がかなりはっきり見えるようです。 どんな音か聞いてみたいですね、フルレンジ1発あたりが似合いそうかも?(勝手な想像ですが)

Re: No title

Sentenceさん コメントありがとうございます。

前面のスモークパネルですが、上に明かりがあると中が丸見え、逆に、ラックなどの中に入れるとほとんど見えないという状態で一応狙い通りです。
真空管のヒーターの明かりですが、どうもこの6BM8は水平ではほとんど見えない感じなので正面から見るとヒーターの明かりは見えません。
若干上から見ると良く見えます。

音ですが、使い始めたばっかりなので、なんともいえないですが、鮮烈な音ですね。くっきりはっきりという感じです。
高能率で少しやさしい音のするSPが似合いそうな気がします。

No title

真空管アンプは機能美がありますね。
見ていて飽きないのではないでしょうか。

いつか作ってみたい、近くに部品屋があるところに住みたい。などなど想いが大きくなりました。サンスイはJBLの日本代理店をやっていたと聞いたので、当時のJBLの得意なロック系やジャズのベースが効いた音が良く表現できるように作ったのですかね? もちろん素人の意見です。笑 

真空管世代ではないので、なんか興味を持ってしまいます。全段差動プッシュプル・アンプってどんな音がするのか、分からないことばかりなので、勉強したくなりました。

Re: No title

ヒロキチさん、コメントありがとうございます。

真空管は確かに見ていて飽きませんね。ヒーターが赤くともるのでいかにも働いている感じがします。そして、部品がでかく、回路が簡単で、電圧が高いです。電圧が高いことを除けば組み立てやすいですね。
差動プッシュプルははじめてなのですが、トランジスタの差動増幅を真空管でやっているようなものなのでしょうか?
なんとなく、真空管に似合わない精密で現代的な音がします。

サンスイは何台か聞きましたが、今、私が使っているAU-9500は特に独特の音がします。誰が聞いても「しっかりとした低音だなぁ」と感じさせる音です。ヒロキチさんがおっしゃる様にマーケット的にそうする必要があったのだと思います。
想像ですが、ヒロキチさんの9090レシーバーも同じような傾向があるのではないでしょうか?

パーツでどうしても困ったら相談してください。

No title

パーツ入手のお申し出を嬉しく思います。
電気部品は単価が安いのですが、送料が高くなってしまって。何度も注文していると送料と関税が大きく膨らんでいしまいますね。これと決めて、一発買いができれば良いのですが、、

9090も低音の醸し出し方が素晴らしいです。
初めて買ったサンスイのアンプがAU-D607でした。
10代ながら今でも感動を覚えています。
707か907をいつか手に入れたいと思ってます。

Re: No title

ヒロキチさん コメントありがとうございます。

そうですね。電気部品は安いのですが、国内でも500円くらいの送料になってしまうので、複数の場所から取り寄せると高くつきます。私のように、修理ばっかりしていると、部品をストックしていても役に立ちますが・・・
日本でないと入手に苦労しそうな部品があれば、連絡ください。

サンスイのAU-D607ですか、過去にAU-D607GEXなら修理し、聞いたことがあります。端正な音と外観のアンプでした。
907シリーズもよいですねぇ。回路図を見る限り、新しめのものは修理に苦労しそうなので、お勧めは少し古めのものですが、みなさん同じ考えでジャンク相場が高いですね。私も一度はさわってみたいです。
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