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Nikkor-S auto 35mm F2.8 ヘリコイド分解清掃

改めて使ってみて、描写が気に入ったNikkor-S auto 35mm F2.8 ですが、古いのでヘリコイドがスカスカでガタもあります。

20200814001.jpg

光学的なコンディションは悪くないと思います。

早速分解。

20200814002.jpg

ピントリングについているネジを3か所外すと

20200814003.jpg

ピントリングが外れます。引き続き、レンズを外すときにもつシルバーのリングのネジも3か所外すと

20200814004.jpg

こんな感じです。ドライバーで指している先が直進キーです。これで回転運動を前後運動に変換するのですが、ここが少しガタガタしています。組み立て時に直そう。

こんな感じで

20200814005.jpg

直進キーのネジを外すと・・・

20200814006.jpg

外ヘリコイドが抜けるのですが、抜けた場所にしるしをつけておきます。
自分だけが判ればいいのだけど、忘れないように・・・

20200814007.jpg

もう片方はとってしまっていますが、フォーカスのストッパーを外すと

20200814008.jpg

内ヘリコイドが抜けます。ここでも外れた場所に印をつけます。
グリスが汚い・・・

20200814009.jpg

ウエットティッシュやアルコールを使ってグリスを綺麗にして

20200814010.jpg

ヤフオクで購入した高級ヘリコイドグリスを塗ります。
まんべんなく、かつ出来るだけ少量。

後は、元通り組み立てるだけ・・・
絞りリングとの同期に気を付けて組み立てます。

20200814011.jpg

直進キーの部分には、ウレアグリスを塗って、切込みの部分にマイナスドライバーを突っ込んで広げます。
ほとんどガタがなくなるようにして、ネジを締めると、ガタは全くなくなりました。

20200814012.jpg

完成したのですが、Ai連動しておりません。ドライバーの先に本体側のAi連動爪があるのですが、レンズにはありません。
どんなのがいいか、考えて、先日の撮影の時には仮で両面テープで止めて実験してみました。
つまりは、何かで、爪をつくってやればいいのです。

20200814013.jpg

俺は100均のスモークのプラバンでつくりました。適当な大きさに切って、瞬間接着剤でくっつけただけです。

20200814014.jpg

いいのでないかい?
見た目も改造した感じは全然ないです。

さて、分解清掃したこのレンズですが、すっかり新品のようなタッチに変わりました。
ガタは全くなく、ピントリングはヌルヌルの滑らかさです。もしかすると新品を超えているかも・・・

しかし、この時代のレンズは本当に丁寧に作られております。
カメラやレンズが高級腕時計などの精密機械製品であったことを改めて感じました。

なんとなく、分解していますが、ネジを1本でもナメたらそれで終わりです。
ここには、色んなコツがあるのですが、こればっかりは、文章では伝えられない部分なので、真似するときは自己責任でお願いします。

ネジを緩める時は
・ちょっと衝撃を加えてみる。
・アルコールや除光液で湿らす。
・温めてみる。
・当然押す力7割、回す力3割を心がける。
最低限このくらいは気にしたほうがよいと思われます。

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