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夏休みのアンプ工作 OPアンプ交換(その2)

先日、予告した自作アンプのOPアンプ交換の続きです。

今回試したのは
・テキサスのLME49720
・JRCのMUSES8820
・アナデバのOP275
の3つです。

今度のものは少し高くて1つ500円前後のものです。定評のあるアンプなので、どれも楽しんで音楽を聴けました。
甲乙つけがたいのですが、音は違います。

まず
LME49720です

20200914001.jpg

正確な音がします。色付けも少ない。かといってエネルギー感がないかというとそうでもなく、誠にすばらしい再現性だと思います。

次に
MUSES8820

20200914003.jpg

聞きやすいですねぇ。これぞ日本製という感じです。お気に入りの5532をさらによくした感じ。しかし5倍音がいいかというと・・・

最後
OP275

20200914002.jpg

滑らかな感じがします。エネルギー感も十分。ディテールの細やかさはLME49720のほうが上だと思います。

今回も本当にどれもいい音でした。
一方、前回のオペアンプと比べると5倍くらいの値段の差があるのですが、音質に関してはそれほどの差はありません。
音は違うのですが完全に好みの範囲だと思います。

色々聞いて、結局5532に戻しましたが、相変わらずご機嫌に鳴ってくれています。
気分によってOP275にしてもいいかな?

OPアンプの写真は、ニコンのAF60mmマクロで撮っております。コンデジと違って判りにくい印刷も綺麗に描写してくれました。

さて、試聴環境です。

20200914004.jpg

こんな感じです。

セッティングで音がかわったりするかもしれませんが、同一の環境で試聴しているのでよいでしょう。
下に置いてあるローランドのSPA-240と比べるとさすがにスケール感では負けますが、自作アンプならではの長所もあるので甲乙はつけがたいです。

ソースはこんなので聞きました。

20200914005.jpg

中島みゆき「大吟醸」、クラプトン「アンプラグド」、「姫トラスピード」です。
大吟醸はみゆきさんの声のリアルさ、クラプトンはマイク録音だと思うので空気感、姫トラは楽しく聞けるか、
という視点でチェックしました。

アニソンをトランス仕立てにした「姫トラ」は俗っぽさの極みって感じの音源ですが、そういうものだと思って聞けばなかなか楽しく聞けます。

設計から組み立てまで、ブログの記事にした今回のアンプ製作ですが、使用していないアンプを解体したおかげで、ほとんどコストはかけずに楽しむことができました。
ストックしてあるトランジスタやOPアンプも聞き比べすることができたのもよかったです。


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