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キャノン A35 デートルクスのレンズを分解(その2)完成

無事取り出せた、キャノン A35 デートルクスのレンズですが、Eマウントに取り付けます。

20201103003.jpg

部品はこんな感じ。バラバラにしたレンズとマウントです。フランジバックの調整のために3mmのゴム板を切り出しました。

20201103004.jpg

レンズマウントをEマウントのボディキャップにあてて穴の位置をマーキングしてはんだごてで穴をあけました。
ゴム板にも穴を空けます。

20201103005.jpg

とろあえず、つきました。8mmほどのM2のネジでとりつけます。
Eマウントにあけた穴は少し小さめなのでメスネジになってくれるはずです。

ばらした順に組み立てて・・・

20201103006.jpg

レンズが付きました。
ここで無限遠が出ているか確認します。少しオーバーインフですがまぁいいでしょうヘリコイド上で5mmくらいだけです。

もう一度ばらします。

20201103007.jpg

おそらく、開放だと甘いので、絞りを入れます。適当なワッシャーを黒く塗って接着しました。F5.6とかそれくらいになるのではないかな?勘だけど・・・

20201103008.jpg

なかなか良い感じに組みあがりました。カメラにつけると

20201103009.jpg

このとおり。
昔ながらのコンパクトカメラといった感じです。

さて、写りは・・・

20201103002.jpg

ちょっと古めかしい雰囲気だけど、綺麗に解像しています。
悔しいけど、キャノンのレンズは流石です。つくりが安っぽいのにレンズとしての性能はなかなかのものです。

しかし、明るい方向で撮影すると

20201103001.jpg

フレアを拾ってしまい、白っぽい写真になります。
これも、これで雰囲気はあるのだけど・・・

レンズの性能はよさそうだけど、絞りや鏡胴内部の反射を拾っていそうです。
しかし、単純な5枚構成の40mm(換算60mm)でこれだけ写るのか・・・

おそらく、内部の塗装を見直したり、絞りの厚さなんかを見直すと劇的に向上しますね。
これはこれで、十分な気もします。


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