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SONY TA-F333ESXを修理(その1)

久しぶりに、ジャンクアンプを手に入れました。

ソニーのTA-F333ESXって奴です。

20201105001.jpg

これね。

オーディオの足跡「333ESX」

オーディオの足跡さんによると、1986年発売で79800円とのこと。
18.6kgもあるし、使っている部品を考えると、かなりお買い得のアンプです。

ジャンクマニアの間でも、つくりが良いのと、手を入れやすいため人気があると思います。
俺は、「電源入ります。AUXで片チャンネルから音出ました。」ってのを買いました。
ジャンクなのに高いのう。

そもそも、動くかどうか判らないジャンクなんて3000円がいいところだと思うのですが・・・
サンスイの707、907なんかはジャンクでも、2万や3万は平気でします。
まぁ、俺のブログも含めて修理の情報が沢山あるので、その所為もあるのでしょう。

さて、俺の手に入れたアンプ、試験台でテストすると、プロテクトは外れました。でも電源ランプは色が変わりません。
少しボリュームのつまみも曲がっているようです。変な焼ける臭いもしないし、綺麗なので捕獲してきました。

20201105002.jpg

裏面。
まぁ、普通です。プリとメインの切替スイッチがあるけど、音が出たとのことなので、ここの操作ミスではないでしょう。

20201105003.jpg

内部のほこりも大したことないです。年代からいって一度は開けられているかな?
基板には部品交換の形跡はないのですが・・・

まずは、掃除をします。エアーでシューってすると綺麗になりました。

フロントパネルを外して、水洗いします。
大きな傷はありません。

フロントパネルをはずしたついでに・・・

20201105004.jpg

曲がったボリュームを

20201105005.jpg

貫通ドライバーをテコにしてまっすぐにします。

貫通ドライバーはPBを持っていますが、叩く気になれないので、荒っぽい作業用にはコーケンの貫通ドライバーを使用しています。

コーケン 貫通マイナスドライバー No.8 166S-8

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これで、十分ですね。安いし・・・

この状態で電源を入れ、SP端子の電圧を測定しますが大きなDCもACも出ていません。
「オシロがあったらチェックに便利」と思っていましたが、めんどくさいのでテスターで済ませてしまいます。

安物のSPを繋いで音楽を流しますが、やはり片チャンネルしか鳴りませんねぇ・・・とリレーをドライバーの柄でつつくと両チャンネル鳴り始めました。

今回は、楽勝コースとなりそうです。


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おお!ESシリーズ

1986年頃のオーディオは懐かしいですねー
自分が興味を持ってオーディオ買い始めたのは1988年くらいだったかなー?
SONYのCDプレイヤー 338ESDを買いました。
当時89000円もしました・・・( ´ー`)フゥー
使わないので友達の130万画素のデジカメと交換しました( ´ー`)フゥーゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ...

Re: おお!ESシリーズ

まぐまぐさん コメントありがとうございます。

ESシリーズのCDプレーヤーやアンプは気合の入ったつくりですね。
ここ最近はジャンクマニアなので、内部の作りこみが気になります。
このアンプはよい部品を使っており、音もなかなかのものです。

レンズでもアンプでもそうですが、よい部品を使っていたからといって、音がよかったり、写りがよかったりするのでもないところも面白いところです。
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