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SONY TA-F333ESXを修理(その3)完了

さて、 TA-F333ESXの修理の続きですが、コンデンサの交換と微調整をします。

20201110001.jpg

終段トランジスタの確認をします。
サンケンの2SC2837と2SA1186のコンプリですね。いわゆるLAPTです。
全くくせがない、使いやすい終段で、俺も大のお気に入りです。予備パーツとして大量に保有しています。
このトランジスタをパラレルプッシュプルで使っているようです。
実に手堅い設計です。凄いぞソニー。

20201110002.jpg

メイン基板の前段です。昔のニチコンのオーディオグレードの緑色が目立ちます。
小さめのものは劣化が激しいので、小さめのものを中心に交換します。この基板では6つ。

20201110003.jpg

ニチコンのFGと東信の105℃品を使いました。

20201110004.jpg

こちらは、メイン基板後段です。音には関係なさそうだけど、コンデンサを3つ交換しました。
交換したコンデンサを計測してみると、少し容量が増加しているようでした。少しは劣化しているのでしょう。

続いて指令されたテストポイントでアイドリング調整

20201110005.jpg

指定が15mVなので少し多いかなぁ?
10分くらいして、ヒートシンクも暖かくなったので、調整します。

20201110006.jpg

指定値ぴったり。しばらくおいていても変化しないのでこんなものでしょう。

20201110007.jpg

DCもほぼゼロまで追い込めました。

さて、改めて音を聞いてみますが・・・
引き締まった低音で、少しハデかなと思うくらいHI-FIなサウンドです。
昨日より、艶やかな音になった気もしますが、コンデンサの交換によるものではなく、通電時間の増加に伴う変化だと思います。

このアンプ、マニュアルも手に入るし、終段をはじめとする半導体も代替品が手に入ります。
アキレス腱といえば大量に使われているヒューズ抵抗ですが、自己責任で普通の抵抗を使うこともできます。
そして、トランスやボリュームなど、使われている部品はかなり良質なものです。

ヤフオク等で安価で売られている点も考慮すると、値段以上の価値のあるアンプですね。


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直りましたか!

完治おめでとうござます。
小さな部品一つで不燃物のゴミ回収で持って行かれる名機が多い中、
こうやって銀四郎お父さんの手で過去の名機が蘇っていくのは見てて嬉しいです。(*´ω`*)

Re: 直りましたか!

まぐまぐさん コメントありがとうございます。

そうなんですよ。以前にも書きましたが、ジャンクを修理するととてつもなく良いことをした気分になりますので、精神衛生上も非常によいです。
それに、オートバイもアンプもレンズも1980年代のものはどれもすばらしい品質です。
今でも、良いものは沢山あるのですが、お値段もかなりの額になってしまいました。
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