SONY TA-F333ESXを修理(その3)完了
さて、 TA-F333ESXの修理の続きですが、コンデンサの交換と微調整をします。

終段トランジスタの確認をします。
サンケンの2SC2837と2SA1186のコンプリですね。いわゆるLAPTです。
全くくせがない、使いやすい終段で、俺も大のお気に入りです。予備パーツとして大量に保有しています。
このトランジスタをパラレルプッシュプルで使っているようです。
実に手堅い設計です。凄いぞソニー。

メイン基板の前段です。昔のニチコンのオーディオグレードの緑色が目立ちます。
小さめのものは劣化が激しいので、小さめのものを中心に交換します。この基板では6つ。

ニチコンのFGと東信の105℃品を使いました。

こちらは、メイン基板後段です。音には関係なさそうだけど、コンデンサを3つ交換しました。
交換したコンデンサを計測してみると、少し容量が増加しているようでした。少しは劣化しているのでしょう。
続いて指令されたテストポイントでアイドリング調整

指定が15mVなので少し多いかなぁ?
10分くらいして、ヒートシンクも暖かくなったので、調整します。

指定値ぴったり。しばらくおいていても変化しないのでこんなものでしょう。

DCもほぼゼロまで追い込めました。
さて、改めて音を聞いてみますが・・・
引き締まった低音で、少しハデかなと思うくらいHI-FIなサウンドです。
昨日より、艶やかな音になった気もしますが、コンデンサの交換によるものではなく、通電時間の増加に伴う変化だと思います。
このアンプ、マニュアルも手に入るし、終段をはじめとする半導体も代替品が手に入ります。
アキレス腱といえば大量に使われているヒューズ抵抗ですが、自己責任で普通の抵抗を使うこともできます。
そして、トランスやボリュームなど、使われている部品はかなり良質なものです。
ヤフオク等で安価で売られている点も考慮すると、値段以上の価値のあるアンプですね。

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終段トランジスタの確認をします。
サンケンの2SC2837と2SA1186のコンプリですね。いわゆるLAPTです。
全くくせがない、使いやすい終段で、俺も大のお気に入りです。予備パーツとして大量に保有しています。
このトランジスタをパラレルプッシュプルで使っているようです。
実に手堅い設計です。凄いぞソニー。

メイン基板の前段です。昔のニチコンのオーディオグレードの緑色が目立ちます。
小さめのものは劣化が激しいので、小さめのものを中心に交換します。この基板では6つ。

ニチコンのFGと東信の105℃品を使いました。

こちらは、メイン基板後段です。音には関係なさそうだけど、コンデンサを3つ交換しました。
交換したコンデンサを計測してみると、少し容量が増加しているようでした。少しは劣化しているのでしょう。
続いて指令されたテストポイントでアイドリング調整

指定が15mVなので少し多いかなぁ?
10分くらいして、ヒートシンクも暖かくなったので、調整します。

指定値ぴったり。しばらくおいていても変化しないのでこんなものでしょう。

DCもほぼゼロまで追い込めました。
さて、改めて音を聞いてみますが・・・
引き締まった低音で、少しハデかなと思うくらいHI-FIなサウンドです。
昨日より、艶やかな音になった気もしますが、コンデンサの交換によるものではなく、通電時間の増加に伴う変化だと思います。
このアンプ、マニュアルも手に入るし、終段をはじめとする半導体も代替品が手に入ります。
アキレス腱といえば大量に使われているヒューズ抵抗ですが、自己責任で普通の抵抗を使うこともできます。
そして、トランスやボリュームなど、使われている部品はかなり良質なものです。
ヤフオク等で安価で売られている点も考慮すると、値段以上の価値のあるアンプですね。

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