AI Nikkor 50mm F1.8S の分解清掃
今日は、次男は直前特訓です。
コロナが怖いし、俺もすることがないので送って行ってやることにします。受験までもう少しなのでこうやってあげられるのも最後です。
さて、送った後は暇なので表題のレンズの分解をすることにしました。

それが、これなんですけど・・・
とにかくトータルバランスの優れたレンズだと思います。持ってない人は安いうちにかっておいたほうがいいです。
レンズ構成はこんな感じ

ごく普通のダブルガウスで2群目がくっついていない構成です。
この時期、どのメーカーも採用していたレンズ形式で破綻のない画を吐き出してくれます。
ニコンのこれは、開放だと適度に柔らかいですが、2.8まで絞るだけでシャープだし、近接でも崩れません。
その上、軽くて小さいので一番のお気に入りの50mmレンズです。
早速分解します。

ヘリコイドを繰り出すと、ここにネジがあるので緩めます。
小さいのでなくさないように・・・
でレンズの前部をねじると

フィルター枠ごと外れます。前玉群はカニ目がありますが、この個体はゴムで外れました。
少し、ゴミがあったので清掃しておきます。光学系はこんなもんかな。すっかり綺麗になったので元通り組み立てます。
後は、ヘリコイドがスカスカなので、新しく入手したグリスでグリスアップします。

マウントを下ろして

絞りリングも下ろします。汚れていて感触が悪かったので、石鹸で洗って、アルコールで拭っておきました。

銀色のリングはネジ3本で外れます。どうもこのリングはストッパーも兼ねているようです。
センター位置をマーキングして。

内ヘリコイドが抜けました。抜けた場所をマーキング
残った外ヘリコイドもマーキングして抜きます。
戻す位置はピントリングを最後まで入れてから1回転と1/4戻した場所でした。

全てのヘリコイドをアルコールと歯ブラシで綺麗にします。よく見ると下にメモが書いています。
グリスは最小限にして、はみ出た部分はぬぐいます。このひと手間が、これからの寿命に影響すると思います。

直進キーに気を付けて組み立てるとこの通り。
ピントリングはヌルヌルで快適そのものです。

組み立てる時に、絞りが若干粘ることに気が付きました。
絞りのクイック部分をばらして、アルコールで掃除しました。
古いレンズなので、あちこちゴミがついているのでしょう。
組み立てて完成です。
ヘリコイドはヌルヌル、絞りもカチカチっと決まるうえに、クイックの部分も粘ることなくスムーズに開閉します。
もともと、それほど不具合はなかったレンズですが、全体をオーバーホールしたことにより、動きがシャキッとして操作感がよくなりました。
50mmは沢山あるけど、お気に入りのこのレンズでもしっかり撮影してやりたいものです。

デジタル一眼ランキング
コロナが怖いし、俺もすることがないので送って行ってやることにします。受験までもう少しなのでこうやってあげられるのも最後です。
さて、送った後は暇なので表題のレンズの分解をすることにしました。

それが、これなんですけど・・・
とにかくトータルバランスの優れたレンズだと思います。持ってない人は安いうちにかっておいたほうがいいです。
レンズ構成はこんな感じ

ごく普通のダブルガウスで2群目がくっついていない構成です。
この時期、どのメーカーも採用していたレンズ形式で破綻のない画を吐き出してくれます。
ニコンのこれは、開放だと適度に柔らかいですが、2.8まで絞るだけでシャープだし、近接でも崩れません。
その上、軽くて小さいので一番のお気に入りの50mmレンズです。
早速分解します。

ヘリコイドを繰り出すと、ここにネジがあるので緩めます。
小さいのでなくさないように・・・
でレンズの前部をねじると

フィルター枠ごと外れます。前玉群はカニ目がありますが、この個体はゴムで外れました。
少し、ゴミがあったので清掃しておきます。光学系はこんなもんかな。すっかり綺麗になったので元通り組み立てます。
後は、ヘリコイドがスカスカなので、新しく入手したグリスでグリスアップします。

マウントを下ろして

絞りリングも下ろします。汚れていて感触が悪かったので、石鹸で洗って、アルコールで拭っておきました。

銀色のリングはネジ3本で外れます。どうもこのリングはストッパーも兼ねているようです。
センター位置をマーキングして。

内ヘリコイドが抜けました。抜けた場所をマーキング
残った外ヘリコイドもマーキングして抜きます。
戻す位置はピントリングを最後まで入れてから1回転と1/4戻した場所でした。

全てのヘリコイドをアルコールと歯ブラシで綺麗にします。よく見ると下にメモが書いています。
グリスは最小限にして、はみ出た部分はぬぐいます。このひと手間が、これからの寿命に影響すると思います。

直進キーに気を付けて組み立てるとこの通り。
ピントリングはヌルヌルで快適そのものです。

組み立てる時に、絞りが若干粘ることに気が付きました。
絞りのクイック部分をばらして、アルコールで掃除しました。
古いレンズなので、あちこちゴミがついているのでしょう。
組み立てて完成です。
ヘリコイドはヌルヌル、絞りもカチカチっと決まるうえに、クイックの部分も粘ることなくスムーズに開閉します。
もともと、それほど不具合はなかったレンズですが、全体をオーバーホールしたことにより、動きがシャキッとして操作感がよくなりました。
50mmは沢山あるけど、お気に入りのこのレンズでもしっかり撮影してやりたいものです。

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