ピッケルの選び方
今はあまり行かなくなりましたが、俺は冬山もやります。
この数年は忙しかったり、コロナの加減であまり行けていません。
今年は行きたいなぁと思っているのですが、またオミクロン株が流行りそうです。
さて、ピッケルの選び方なのですが、さすがにピッケルはそんなに持っていません。

上が俺のピッケルで、シモンのカマロってモデルです。
下が妻のピッケルでグリベルのモンブランってモデルです。
妻のもののほうが、少し高級で軽いです。
両方とも、一般縦走用で、普通のストレートタイプです。
最近はミックス用で曲がっており、少し短めのものが流行っています。たぶん、カッコイイので流行っているのだと思います。
普通の人はミックスなんてめったに行かないし、ミックス用ってどうなんだろう?
普通のミックスなら一般縦走用で大丈夫だと思います。
一方、ピッケルは杖としての使い方がほとんどだと思います。この場合、短すぎるものや、軽すぎるものは使いにくいです。
例えばトラバースの時など、山側にピッケルをついて、ピックを後ろにして使うことが多いように思います。この時に短すぎると、体が山側に傾いて疲れるし不安定です。軽すぎるものも、突き刺す力が要るので疲れます。
四つ足で登るときなど、ダガーポジションでピックを前にして支点として使ったり、よくある滑落停止などは別の使い方なのですが、頻度はそれほどではありません。

個人の意見なのですが、普通の重さの、一般縦走用の、普通に持ってくるぶしの長さの、昔から言われる普通のピッケルが一番だと思います。
地味に見えるけど、実際に一般ルートの冬山に行くと俺の言っている意味が分かると思います。
ピッケルには、リーシュを使います。
妻のピッケルについているのが、ボディリーシュで、俺のピッケルについているのがハンドリーシュです。
俺はハンドリーシュにカラビナとシュリンゲをつけてボディリーシュとしても使えるようにしています。
結構おすすめです。

ちなみに、ヨーロッパのガイドはリーシュを使いません。「落とさないし、滑落した時に逆にケガをするから」というのが理由らしいです。俺は、冬山を習ったときから使っているので無いと不安です。
後は、ヘッドのカバーや石突きのカバーが必要なのですが、よくなくすのですよ。
俺はヘッドカバーは布のものを、石突きのカバーはハンドリーシュにくっついているものを使っています。
使っているストックはこんな感じです。

上はレキのアンチショック
下はマジックマウンテンの4本継ぎのもの
滑落の恐れのない山は、冬山でもストックのほうがいいですね。
でも、その見極めは難しいので慎重に判断してください。低い山でもピッケルの練習に持っていくとすればその意味もあります。
比較的安全な山で12本爪、ピッケルの訓練をすることはよくあります。
訓練しておかないと厳しい山でアイゼンの爪をひっかけて、ろくに歩けなかったりするからです。
ピッケルと比べて、気楽で歩きやすいストックですが、個人的には夏冬とおしてあまり使いません。
使うのは
・体力を振り絞るような厳しい山
・ケガの時
・膝を傷めたりする可能性のある初心者に使ってもらう
くらいです。
あまり慣れていない登山者の保険にはなりますし、疲れにくいのも事実ですが、若い人間や若くから山に行っており体幹が出来ている人間には要らないと思います。
これは、諸説あって、好みの部分も大きいのですが、使ってみて「いらないな」と思ったらやめてもいいかもしれません。両手がフリーなのも逆に良い感じですよ。
アイゼンに引き続き冬山ギアの記事ですが、これも歯切れが悪くなってしまいました、シチュエーションで変わるし、個人の技量によってもかなり変わります。
結構高い道具なので何かの参考になればと思って記事にしました。記事としての需要はそれほどないかと思いますが・・・

中学校受験ランキング
この数年は忙しかったり、コロナの加減であまり行けていません。
今年は行きたいなぁと思っているのですが、またオミクロン株が流行りそうです。
さて、ピッケルの選び方なのですが、さすがにピッケルはそんなに持っていません。

上が俺のピッケルで、シモンのカマロってモデルです。
下が妻のピッケルでグリベルのモンブランってモデルです。
妻のもののほうが、少し高級で軽いです。
両方とも、一般縦走用で、普通のストレートタイプです。
最近はミックス用で曲がっており、少し短めのものが流行っています。たぶん、カッコイイので流行っているのだと思います。
普通の人はミックスなんてめったに行かないし、ミックス用ってどうなんだろう?
普通のミックスなら一般縦走用で大丈夫だと思います。
一方、ピッケルは杖としての使い方がほとんどだと思います。この場合、短すぎるものや、軽すぎるものは使いにくいです。
例えばトラバースの時など、山側にピッケルをついて、ピックを後ろにして使うことが多いように思います。この時に短すぎると、体が山側に傾いて疲れるし不安定です。軽すぎるものも、突き刺す力が要るので疲れます。
四つ足で登るときなど、ダガーポジションでピックを前にして支点として使ったり、よくある滑落停止などは別の使い方なのですが、頻度はそれほどではありません。

個人の意見なのですが、普通の重さの、一般縦走用の、普通に持ってくるぶしの長さの、昔から言われる普通のピッケルが一番だと思います。
地味に見えるけど、実際に一般ルートの冬山に行くと俺の言っている意味が分かると思います。
ピッケルには、リーシュを使います。
妻のピッケルについているのが、ボディリーシュで、俺のピッケルについているのがハンドリーシュです。
俺はハンドリーシュにカラビナとシュリンゲをつけてボディリーシュとしても使えるようにしています。
結構おすすめです。

ちなみに、ヨーロッパのガイドはリーシュを使いません。「落とさないし、滑落した時に逆にケガをするから」というのが理由らしいです。俺は、冬山を習ったときから使っているので無いと不安です。
後は、ヘッドのカバーや石突きのカバーが必要なのですが、よくなくすのですよ。
俺はヘッドカバーは布のものを、石突きのカバーはハンドリーシュにくっついているものを使っています。
使っているストックはこんな感じです。

上はレキのアンチショック
下はマジックマウンテンの4本継ぎのもの
滑落の恐れのない山は、冬山でもストックのほうがいいですね。
でも、その見極めは難しいので慎重に判断してください。低い山でもピッケルの練習に持っていくとすればその意味もあります。
比較的安全な山で12本爪、ピッケルの訓練をすることはよくあります。
訓練しておかないと厳しい山でアイゼンの爪をひっかけて、ろくに歩けなかったりするからです。
ピッケルと比べて、気楽で歩きやすいストックですが、個人的には夏冬とおしてあまり使いません。
使うのは
・体力を振り絞るような厳しい山
・ケガの時
・膝を傷めたりする可能性のある初心者に使ってもらう
くらいです。
あまり慣れていない登山者の保険にはなりますし、疲れにくいのも事実ですが、若い人間や若くから山に行っており体幹が出来ている人間には要らないと思います。
これは、諸説あって、好みの部分も大きいのですが、使ってみて「いらないな」と思ったらやめてもいいかもしれません。両手がフリーなのも逆に良い感じですよ。
アイゼンに引き続き冬山ギアの記事ですが、これも歯切れが悪くなってしまいました、シチュエーションで変わるし、個人の技量によってもかなり変わります。
結構高い道具なので何かの参考になればと思って記事にしました。記事としての需要はそれほどないかと思いますが・・・

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